長野県諏訪郡原村の地価調査(平成22年から平成26年)の推移(不動産鑑定士、朝倉ブログ)
原村の地価調査変動率・単価
原村は都市からの移住者が多く、諏訪地域で最も下落率が低い市区町村です。
地価調査は時価の90%と言われており、7月1日を価格時点として発表されます。
原村の地価調査の平成22年~平成26年の用途別、単価・変動率を整理してみました。
国土交通省のホームページで地価公示・地価調査のデータを公開しています。
>>国土交通省地価公示・都道府県地価調査の検索
住宅地
番号 | 所在 | H22 円/㎡ | H23 円/㎡ | H24 円/㎡ | H25 円/㎡ | H26 円/㎡ | H22~23 変動率 | H23~24 変動率 | H24~25 変動率 | H25~26 変動率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
県9-1 | 原村11044番7 | 17,300円 | 16,700円 | 16,200円 | 15,900円 | 15,600円 | -3.5% | -3.0% | -1.9% | -1.9% |
場所
場所は長野県企画部企画課土地対策室が作成した長野県の地価マップをご参照ください。
総額
単価と変動率だけでは、不動産の価格が見えてこないので、総額に直してみました。
土地の総額については土地総合情報システムのデータで今後、検証していきたいと思います。
>>土地総合情報システムについてはこちら
住宅地
調-1 15,600円 × 300平米 ≒ 4,680,000円
原村地価調査の問題点
原村役場に近い一般住宅地の1ポイントのみである。
原小学校、原中学校に通う一般住宅としては、相場をある程度反映させていると思われます。
しかし、原村は移住者が多く、別荘や敷地の広い移住向けの敷地が1,000平米前後の広い土地の取引が、敷地規模の小さい一般住宅より多く取引が行われています。
多く取引されている広い土地の価格が地価調査の指標では分かりません。
面積の小さい地価調査の単価からは、敷地規模の大きい移住者の方の敷地は高く評価される可能性があります。
大規模な土地等の不動産鑑定評価はご相談を
行政の予算の関係もあり、敷地規模の大きい土地や別荘の土地は地価調査、地価公示になく増加が必要です。
面積の小さい地価調査の単価からは、敷地規模の大きい移住者の方の敷地は高く評価される可能性があります
原村で不動産の取引にあたり敷地規模の大きい土地の適正価格を知りたい等のご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。
090-4204-2349
担当者が丁寧に分かりやすく対応いたします。
電話受付時間 : 9:00~17:00 休業日:水土祝日
メール対応は24時間受け付けております。
メールでのお問い合わせはこちらをクリック